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この日の午後はやけに暖たかだった。

仕事を自宅に持ち込んで、引きこもり状態の週末だったのですが

このポカポカ陽気に、集中力が途切れてしまい、

だったら走っちゃえと行くあてもなくビアンキ号にまたがり飛び出したのです。

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最近、平日に自転車に乗ることができていない。

脚力の落ち気味感が否めないこともあり、

この日はちょっときつめのルート選択がいいかもしれないかなと、

途中断念も視野に入れつつ、

マザー牧場を目標にした鹿野山登坂に向かったのです。

この日は夕方から外出しなくてはいけないので走行時間は1時間ちょっとしかない。

往復距離はだいたい30km、その内登坂は5kmくらい。傾斜は5%平均。

無理かな(笑)

まぁ、行けるところまで・・・ ちょっと無理するか。



ところがいつもの登坂の苦しみがこの日はほとんどないのです。

とくに前半。

いつもだとだいたいすぐに息が切れてしまうんですが、この日は調子がいい(笑)

たぶん勉強効果なんだろう(笑)

「登坂」とか「ダンシング」とか「筋肉のつかい方」とか、最近、ロード購入に向けて

時間があると本や雑誌を読みふけっている。

頭では理解していたものの、脚力不足、心肺能力の低い私の場合、

どうなんだろうと思ってたんですが、いや~なかなか役に立つ。

「踏み込むな・・・」

「姿勢は・・・」

「呼吸は・・・」

頭で覚えているところを意識して走ってみると、これが楽に走れるんですね。




この一周タイムはだいたい30分。

時間はたいしたことないんですが、いや実に嬉しかった(笑)

自分がこんなに走れるなんて。

これで来年の「Mt.富士ヒルクライム」も大丈夫だ(笑)

なんて

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ただ、帰りの下りは参りました。

「寒い。鼻水が垂れてくる・・・」

日陰の山道をなめてました。

ポカポカ千葉も帰りは上着が必要な季節になりました(笑)